期待も信頼も、結局は自分が自分をどう認識しているかに繋がる

コラム

こんにちは。
ヨガセラピストのMikaです。
この記事では、古くから存在するヨガ哲学による考え方、そして現代の科学的根拠に基づいた脳科学心理学、そしてその他コーチングマインドフルネス認知行動療法、これらの技法による日常生活にと取り入れられる具体的な行動のヒントを提供しています。

今回は、期待と信頼の捉え方についてお話していきます!

人は無意識で他人に対して期待をしているという認識を持つ

この記事で分かるのは【期待と信頼】の違いと捉え方

ふとした時に

「期待と信頼」

について書きたくなったので、今回は周りの人や自分自身の経験で気づいたことを心理学やカウンセリング療法の観点から書いていきます。

期待と信頼は、どちらも

「相手に対して何かを託す」


という意味では一見同じベクトルを向いているように見えますが、その内容や結末は全く異なります。
今回その違いを説明すると共に、じゃあどこからその違いが生まれるのか、根本的な原因のところまで書いていきます。

先に答えを言ってしまうと、その原因は

「自分が自分をどう認識しているか」

ここに辿り着きます。
これだけ言われても

「どういうこと???」


と思われると思うので、そこを分かりやすく噛み砕いていきます。
もしかすると、この記事を読むことで「ドキッ」としたり、心が「グサッ」と感じることもあるかもしれません。

もし、

「いつも人間関係で同じつまづきをしてしまうな〜」

「自分で自分の行動や言動にうんざりしてしまう」

「身近なパートナーや仕事上の人間関係がうまくいかない」


こんな方にとっては根本的な解決のヒントになるでしょう。

期待とは具体的にどんなもの?

き‐たい【期待】 
[名](スル)あることが実現するだろうと望みをかけて待ち受けること。当てにして心待ちにすること。「期待に添うよう努力する」「活躍を期待している」「期待薄」

期待(きたい)とは – コトバンク

人によって捉え方は異なるかもしれません。
あなたはどんな時、誰に対して、何を期待しますか?
使い方として、例えば・・・

  • 子供が両親から自分の誕生日に素敵なプレゼントをもらえることを期待する
  • 恋人とのデートで、今日はきっと素敵な場所に連れて行ってくれるだろうと期待する
  • 上司が部下に対して「今後の君の活躍に期待しているよ!」と声をかける

こんなところでしょうか。
物を買う時も、何かしたの対価を期待した上でお金を払いますね。
お金を払った後にそのものに対する価値がもともと持っていた期待値を上回れば満足し、下回れば不満足となるでしょう。

信頼とは具体的にどんなもの?

しん‐らい【信頼】
[名](スル)信じて頼りにすること。頼りになると信じること。また、その気持ち。「信頼できる人物」「両親の信頼にこたえる」「医学を信頼する」

信頼(シンライ)とは – コトバンク

あなたの身近な人や仕事上で『信頼できる』と思う人やサービスはどんなことが思い浮かびますか?
使い方として、例えば・・・

  • 心から信頼していた人から裏切られてしまった。
  • 仕事で自分の油断によるミスで大きな損害を出してしまった。一度失った信頼はなかなか回復できない
  • 「あの人のことは信用はしてみるけど、何となく信頼はできないんだよね」

どちらも日常生活でよく使われる言葉ですね。
もう少し捉え方・言い方を変えていきます。

期待と信頼についてもう少し深く考えてみよう

期待している状態というのはつまり・・・

少し角度を変えて言い換えると『期待している』状態とは意識的、無意識に関わらず何かしらの見返りを求めている状態です。

どちらかというと受動的なもの
なので期待すること自体は簡単で楽なことと言えるでしょう。スタンスが受け身なので、依存しているとも言えます。

故に期待していたものが叶うと嬉しい、幸せ、という感情が湧きます。
期待していたものが叶わないと悲しい、怒り、憎しみという感情が湧きます。


この感情が湧くのは自然なことで、だから良いとか悪いとかではありません。

ですが、期待はもともと受動的な願望です。自分で決意した責任があるものでもありません。何かに依存しているだけです。もしかしたら、その期待したもののせいにする人もいるかもしれません。

「叶わないことで欲求が満たされなかった。」

沸き起こった感情と共に、その事実だけが残ります。それ以上でもそれ以下でもありません。そこに成長はありません。また無意識に別のものに期待をして同じことを繰り返し、感情に振り回されるでしょう。

そして、期待した対象に対しての結果は自分でコントロールできるものではありません。

信頼している状態とはつまり・・・

『信頼している』とはどういう状態か?さらに具体的に言い換えると、信頼することを自らの意思で選択し、全て任せると覚悟している状態です。

どちらかというと積極的・能動的なもの。
なのでそれなりのエネルギーを使いますし、覚悟も必要です。

「無意識に期待する」

ことはよくあっても

「無意識に信頼する」

というシチュエーションは少ないと思いませんか?

では実際に信頼していたものに裏切られたとしたらどうなるか。
人間ですから一時的に悲しい、怒りといった感情は湧くかもしれません。

ですが、その後は

「なんだ。そういうことか」

の一言で終わります。自分で責任を持って覚悟をしたことの結果なので、ただその結果が事実として残ります。

これでは一見、

「期待した時と何も変わらないじゃないか!!」

と思うかもしれません。ですがそれは大きく異なります。
何故かというと、それは受け身ではなく積極的に自分が起こしたアクションだからです。

そこには責任と明確な意思があります。

使ったエネルギーも覚悟も自分の財産となります。きっと次の成長や経験のためのエネルギー源になるでしょう。

そしてここが重要なポイントとなります。

それは、信頼した対象に対しての結果は自分でコントロールできるものではありません。

「あれ?これってさっきも同じようなことを言っていたような・・・?」

そうなんです。期待している状態と信頼している状態には共通している部分があるのです。
それって一体どういうことなのでしょうか?

ヒントは期待と信頼で共通している部分にある

自分は今期待しているのか?信頼しているのか?

期待と信頼は別物であることはお分かりいただけたでしょうか?

ここで大切なのは
「今自分はこの人(物)に対して期待しているのか?信頼をしているのか?」
ご自身でしっかり把握し認識することが大切なのです。

なぜなら仮に自分の周りで同じ出来事が起きていても、この認識やスタンスの違いで時間の過ごし方やそこで得られる結果が大きく変わってくるからです。

期待は無意識に自分自身も相手からエネルギーや可能性を奪い、ただ消耗するだけです。そこからは何も生まれません。ただ依存しているだけです。

信頼は自分自身が意思を持ってエネルギーを使い、相手に可能性や自由を与えることでそれはどんな結果になろうとも経験となり、新しい何かを生み出すでしょう。

創造力を奪うか与えるか。

どちらの方が良いかと聞かれたら、多くの人は創造力を与えられる方がより良いと答えるしょう。

繰り返しとなりますが、見かけ上の結果では共通している部分というのが自分以外の

「他者」「出来事」「結果」

はコントロールできないのです。
さらに言うと、期待でも信頼どちらにせよ自分の

「お金」「時間」「労力」

何かしらを使ったかもしれません。共通する事実とは裏腹にどこにこの違いが生まれるのでしょうか?

その答えが「自分が自分をどう認識しているのか」となるのです。

自己認識が正しくできないと起きてしまうこと

 もしかすると、現状で何かしらの人や物事に期待しがちな人は自分に自信がなく、自分の幸せや行動に責任を取れないことが多いと感じているかもしれません。

  • 自己評価が低い
  • 自分に自信がない→自分を信じることができない
    (信じようとしていない、信じるための行動をしていない)
  • 自尊心が低い

こういった認識が自分に対してある場合、自然と

  • 他人を信じようと決意する自分が信じられない→他人を信頼できない
  • 自分なんか好きになってくれる人はいないと思う→他人を好きになれない
  • 「自分の選択に責任を取るなんて無理だ→自分自身+他人の責任を負えない

こうした思考回路がご自身の中で出来上がっていて、日常生活や他人と接する中でいつもこのやり方を繰り返すことが常習化していないか?一度振り返ってみてください。

結局人に期待するも信頼するも無意識、意識的に問わず自ら選択していることなのです。
また、育った環境や周りの人々からの影響で刷り込まれていることもあるでしょう。

自分を信じられなければ当然、他人も信じられない。
このことに自分で自覚していない状態が続くと

  • 人からもらうことばかりになってしまう。
  • 期待して、叶ったら嬉しい、叶わなかったら悲しい。
  • いつも自分軸ではなく、他人や周りの出来事に一喜一憂して振り回されてしまう。

こうして聞くと、ちょっと大変そうですしストレスも抱えやすそうですよね。
この記事を読み進める中で、もしかしたらドキッとすることや、目を背けたくなるようなものもあったかもしれません。

もちろん今の地点でそういった状態でも大丈夫です。考え方は今すぐにでも変えられるものですし、それに気付くか気付かないかだけでも、日々の過ごし方は大きく変わってくるでしょう。

自己認知力は誰でも変えることができる

ひとりで変えるのが難しければ、プロのカウンセラーに頼ろう

今回は「期待」と「信頼」をテーマとした記事でしたが、自分の根本的な認知に気づき、修正することはより人生や生活を豊かにストレスを減らすために大きなきっかけとなるでしょう。

自分自身で考えたり、勉強したりその都度意識するだけでもだいぶ楽になります。

「ひとりで考えても堂々巡りをしてしまう」

「どうしても今までの考え方に固執してしまう」

「ひとりで向き合うことが怖いと感じる」


そんな方は、プロカウンセラー・セラピストの力を借りてみるのも一つの手段となるでしょう。カウンセラーはいつも味方です。

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